聖地「能楽堂」

僕が10歳の時。

テレビ局がドキュメンタリー番組制作のために取材にきたことがある。
それも、今でいう「情熱大陸」みたいな密着型取材だ。
かれこれ20年以上も昔のことで、当時「小学生でオカリナを吹く」というのが珍しかったのか、とにかくずっとカメラが僕を追いかけてくる。
通学の様子、学校での様子、自宅でのオカリナの自主稽古の様子、家族と夕食をとって・・・。
とにかく、ずっと。

最初はカメラが気になって仕方がなかったのに、優しい取材スタッフの皆さんと多くの時間を共にするにつれ、僕自身もだんだんと慣れてきたのか、いつのまにか自然体で過ごすことができるまでになっていました。
そして、密着取材最終日。
番組構成的にも山場となるシーンの撮影。
取材班は、初めてのコンサートに挑む僕にカメラを向けた。
会場は、「大分市平和市民公園能楽堂」
僕は大勢のお客さんの前でオカリナを演奏し、大きな拍手と、自分の体より大きいんじゃないかというくらいの花束をいくつもいただいた。

オカリナ奏者 宮村将広誕生の瞬間。
番組的にはそこで終了だが、僕のオカリナ人生はまさにここから始まったのです。

だから「能楽堂」は、僕にとって「聖地」とも言える場所なのです。
先に述べた初舞台もそうだけど、3年前、20代最後のコンサート会場として選んだ場所も「能楽堂」でした。
久しぶりの能楽堂ということもあって、すごく気合いを入れて臨んだコンサート。
沢山の方が会場に足を運んでくれて、僕自身も身震いするような、奇跡のような素晴らしいコンサートになりました。

そして今回。
33歳を迎える僕は、3回目の「能楽堂」に挑戦しようとしています。
過去に行った能楽堂コンサートを超える、もっともっと素晴らしいステージにしたいと思っています。
今の僕にしか出せない音色を、「能楽堂」で一人でも多くの方に聴いてもらいたい。
そして、聴いてくださった方々が「何か」を感じ取ってくれたら・・・。
そう思って、日々準備を進めています。

2016年01月17日(日)
open 13:30/start 14:00/¥2,000(当日¥2,500、学生¥1,000、小¥500)
平和市民公園能楽堂(大分県大分市牧緑町1−30)
チケット取り扱い/能楽堂、平和楽器
チケットのご予約/【電話】090-5737-2015(コンサート事務局)【メール】frankone.jp/contact
(チケットをご購入いただいた方には必ず全員にサインいたします。手売りの方はチケット受け渡しの時、置きチケの方は公演後に声をかけてください。)


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2015-12-12 | Posted in BLOGComments Closed