真剣と深刻のはなし

レッスンで4日間家を空けていました。
いや〜、よく働いて気持ちいいッ!

発表会まえなので、生徒さんたちもがんばってるんですよね。
ただ、がんばりすぎも良くないって知ってました?

え、どういうこと?って、こういうことなんです。
練習は「真剣」にやらないといけませんが、「深刻」になりすぎちゃうとダメなんです。(人生もそうですよね〜)
深刻になると、音、悪くなっちゃいます。
だからって、じゃあ練習しなくてテキトーにってわけにもいきませんから、うまくなりたくて練習をしっかりする人は、自分の心の状態も見ながら練習する必要があると思います。

無駄に深刻になるほど損なことはありません。
「あ〜、なかなかうまくならない、やっぱ私って才能ないのかな···」と思ったら、漫然と悩んでいても仕方ありませんので、まずきちんと先生にみてもらって、具体的にどういう練習をすべきか訊くことです。
上達しなくて悩んでいる人の多くは、自分の問題点がわかっていません。いいのか悪いのかも分からない。良くはないんだろうけど、だからと言ってどこが悪いのかは分からない。こういう人が多いんじゃないでしょうか。
どんなに自分を変えたくても、いま自分がどういう状態かがわからない人は、絶対に変わることはできないんです。

深刻に向かうためのがんばりは良くありません。
しかし、スポ根でストイックにやらなければいけない時期も確かにあります。ただそれは嫌々やるもんじゃないんですよねえ。
どの世界でもプロの人は、ストイックが気持ちいいとか、ストイックにやっている自分が好きっていうくらいの思い込みで行動しているから続くんです。いわば、ストイックジャンキーですね。
苦しい修行のような練習経験が必要になった時、まずはストイックジャンキーになりきってしまえると、不快の苦しみが、いい感じで快に変換されますよ。笑

あとは、「努力って実は超カンタン」ってことに気づけるとうまくいきますよね。
簡単なんかじゃないよお、っていう人が時々いるんですけど、そんなことないですよ。
だって、努力って、ただすればいいだけなんですよ?
これを簡単と言わずになんと言うのでしょう。複雑なことは何もないのです。

ストイックは気持ちいい、努力は超カンタン。
この二つを脳内に一発キメたら、あとは一所懸命に、真剣にやるんです。
ただ行きすぎて、塀の向こう側(深刻)に落っこちないように気をつけましょう、ということだけです。

せっかく練習したり学んだりして自分を磨こうとしているんです。
だったら楽しくやらないと! ブスッと不機嫌な顔で自分磨きなんてできません。
僕のところに来てくれている人には、ホントに楽しみながら上達して行ってもらいたいので、明るく楽しく、そして出来るだけ親切にレッスンしています。すると、集まってくる生徒さんたちも不思議とみんないい人達が集まるんですよねえ。それでみんなで楽しく練習しているから、「オカリナの日は不思議と体調がいい」「オカリナの日は気持ちが明るくなる」っていう風になるんです。
時には、「今日はオカリナじゃなくて、先生と1時間お話したいんです」なんてこともあります。そうなると、絶対に喜んで帰ってもらうぞと、ガゼン楽しい話をしちゃいますよね。笑

というわけで、「あ、いま私、深刻になってるかも」と思ったら、スイーツでも食べに行って、ゴキゲンを注入してからまた取り組みましょう!

2017-03-16 | Posted in BLOGComments Closed